社労士試験とは何か、基礎から解説します

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社労士試験とは何か、基礎から解説します

社会保険労務士試験オフィシャルサイトを見ても、よく分からない方が多いと思います。
社労士試験は「受験資格のある人」が「試験科目を勉強」して受験し「合格基準」に達すれば合格という試験になります。

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受験申し込みは4月中旬の厚生労働大臣の官報公示から5月31日まで、受験料は9000円、試験日は8月第4日曜、合格発表は11月上旬~中旬の金曜になっています。


「受験資格」


大学で一般教養が終わっていれば受験資格があります。
大学に行ってない方でも受験資格を持っている場合があります。
事前確認制度がありますので、実務経験か国家試験合格があるなら確認してみて下さい。


「試験科目を勉強」


法律が8つ一般常識が2つの計10科目あって大変そうに見えますが、労働関係法と社会保険関係法の2つと考えれば見通しが良くなります。
労働関係法の条文を全て足しても民法の条文の半分にも満たないと考えれば見た目ほど大変そうではないと思えませんか?

労働基準法は司法試験用の書籍が出版されているので参考に出来るのですが、社会保険関係の専門書が少なく、テキストは受験産業が作ったものを使う方が安く済み、効果も高くなっています。
試験科目の細かい内容はテキストで確認すると分かりやすくなります。


試験の形式は2種類


択一式試験では文章の正誤を判定する試験になっていますが、選択式試験では空欄補充問題になっています。
特に選択式試験で数字がポイントになる事が多く、「何故こんな数字を覚えなければならないのか」と思ってしまいますが、試験の目的を知れば覚える気になるはずです。


「合格基準」


国公立の大学入試は大学入試センター試験を受験したあと二次試験に挑むことになります。
二次試験は記述式試験が多く、志望者が多いと採点するのが大変なので、センター試験の点数が一定未満なら二次試験に出願しても受験できないという足切り制度があります。

足切り制度は社労士試験にも導入されていて、例年7割正解すれば十分合格基準に達するのですが、科目ごとに設定された点数を下回れば他の科目の点数に関係なく不合格になります
記述式試験があるわけでもないのにと愚痴をこぼしたくもなりますが、社労士試験の目的を考えれば理由が見えてきます。

労働関係法と社会保険関係法を勉強し、7割正解すれば合格する試験に、試験の形式が2つあったり足切りがあったりと複雑にしなければならない理由はどこにあるのでしょうか。
試験の目的を考えれば理由も分かり、合格のために必要な学習はどのようなもので、どのように努力すればよいのかもわかります。

それでは試験の目的を探っていきましょう。