社労士試験合格率低下の意味

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社労士試験合格率低下の意味

2015年の社労士試験は2.6%という非常に低い合格率になりました。
社労士の活躍の場が変化していることが理由と考えられます。


社労士に求められる新たな資質

社労士法改正によって、労働の専門家として法廷に立つことが可能になりました。
しかし、訴訟の遂行に必要な民事訴訟法どころか民法すら出題されません。

民法・民事訴訟法を出題するには法改正を待たなければならないので、それまでの間は社労士試験合格後に民法・民事訴訟法を学んでいけるだけの資質がある人だけを合格させたいという意識が働きます。

社労士試験に合格さえすれば良いと考えている人は資質が足りないと判断されても仕方ない状況になっているのです。


古いタイプの社労士は生きていけなくなっている

ブラック社労士になってしまう理由の一つに稼げなくなったというものがあります。

古いタイプの社労士は給与計算を中心に、既に存在している仕事を営業によって任せてもらうというものでした。
しかし、コンピューターの発達によって給与計算を任せる必要は減り、弁護士が増えたことで労働問題でも稼げなくなっています。

さらに、社労士会が医療業界へ進出しようとしているのですが、芳しくないのも問題になっています。

現在社労士は、新人でも出来る仕事が減る一方で、専門的な仕事をやらなければならなくなった上、自分で仕事を作らなければならなくなりました。
新しい社労士に必要なのは自分で学び考える力です。
そのために合格率を下げているようですが、今後も合格率は低いままなのでしょうか?
次のページで検討します。